August 25, 2008

作家の条件

Honeori








セミを追いかけて骨折した、実家の猫の手術が無事済みました。
ご覧の通り、ちょっとメタボ気味なので、これを機にダイエットできるとよいのですが。


作家教室というところで二時間ばかりお話させていただきました。
呼んでくださったのは切通理作さん。 作家、とはいっても私の場合、デビュー2年で著書4冊というなんともビミョウな立場なので、あまりエラソウなことは言えず、「そういう立場の者から見えること」くらいしかお話できませんでした。 まあそれでも、経験則から必死こいて喋ったのが結果的には良かったようで、生徒さんの方々からはなかなかご好評をいただきました。


「作家になるにはどうしたらいいか」、これ、安直には答えられないのですね。
なぜなら、作家になった人にはなった人の数だけ「なり方」があると思うので。
誰かプロの生き方を真似したからといって、そのままなれるとは限らないわけです。


ただ、山に登るにはそれ相応の装備や体力が必要なように、作家になるにも原稿をたくさん書き、アクションを起こさなければならないわけです。 私は結局ブログから声をかけてもらってデビューしたわけですが、それもその前の段階での、やれ投稿やら持ち込みといった、無数のキックがなかったら実現しなかったように思うのです。

でも、切通理作さんの教室の生徒さんはかなり濃ゆい方が多く、わりとプロになるだけの体力のある方が多いように見受けられました。 
というのは、常日頃から私が「作家の必須条件」だと思っている、


・想像力(妄想癖)があること
・前向きである(懲りない)こと
・自分の世界がある(自意識過剰気味である)こと


の条件をクリアされてるステキな方が多いように感じたので。


講義のあとは切通さん、生徒さんたちと二次会&三次会。 新宿ゴールデン街なんかにも久しぶりに行っちゃいました。 皆さん、楽しかったです、ありがとうwine

 

August 22, 2008

試練

Semimin










壁にぶつかっています。


周囲との摩擦に苦しんでます。


すぐ方向性を見失い、周りに迷惑をかけています。


いえ、小説の話じゃなくて車の話。


先日もどうしても駐車場に車が入れられず、たまたま通りかかった親切なお姉さんに代わりに入れてもらいました。


とほほ。 


明治通りを漂ってる車を見かけたら、私だと思ってください。


ルート66への道は遠い・・・・・・。

August 20, 2008

顔で男を選ぶな

Kaokaosama








本日(20日)発売のan・anに佐伯のインタビュー記事が載ってます。
お題は「ルックスに惑わされず 男を見極めるための22のチェックリスト」(笑)。
お話したのは私とコラムニストの石原壮一郎さん、銀座のクラブ『ル・ジャルダン』のオーナー、望月明美さんです。
詳しくは読んでいただければわかりますが、もう好き放題喋らせていただきました。
取材に協力してくれた美人ライターのSちゃん、毎度毎度ありがとう。


「男はズバリ”器”です」。
これ、本当の本当に、今まで生きてきた上での実感。
ですが、インタビューでは言わなかったことをひとつ補足いたします。
それは、
「女子たるもの、生涯に一度は自分を奈落の底へ突き落としてくれるようなアクの強い男と付き合え」。
これぞ佐伯の金科玉条。 そして、女ぶっ壊すにも実は器ってもんが大いに関わってくるのです。
というのはこれ、タダの自己中心男やそこらへんのDV野郎じゃ逆効果で、根底には相手の女に対する大いなる愛がありながら、極上のハチミツと劇薬を交互に処方してくれるような男じゃないとダメなんです。


そうっすねー、映画だと「ソフィーの選択」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」「悪い男」あたりでせうか。
(他にも「ナインハーフ」なんてのがあるけど、私はあれ、正直ぬるいと思いました笑)
この三本に共通するのは「狂った男の並々ならぬ女への愛」。
愛、って申しましても、モノ買ってくれたり肩揉んでくれたりじゃないんです。「ソフィーの選択」のネイサンは統合失調症だから秒刻みでソフィーを可愛がったりいじめたりするし、「ラスト~」のマーロン・ブランドは女にバター塗ってものすごいことしちゃうし、「悪い男」の極道に至っては、惚れた女に借金背負わせて売春宿に売り飛ばす始末。

どれも一見鬼畜ですが、これ、実は女に対してすごーく手間ヒマかけているんです。
そして男が全員ドM。 SじゃなくてMなんです。 なぜなら、MはSの気持ちがわかるので、どうやったら相手のM女が喜ぶかをよーく知っているから。 尽くされてるのは女の方。 だって縛るより縛られる方が、何もしなくていいんだからずっとラク(笑)。

で、そういう男と付き合うことで身も心もボロボロになって、命からがら逃げ出して、でもその後何年も引きずって、あんなやつもう二度とごめんだ、ああ許せない許せない、今度道で会ったら殺してやるう・・・なんてうらみつらみ思いながらある日突然、何かの拍子にふと成長している自分に気付いてガク然とする――。


災厄だと思っていたのが実はギフトだったという、これ、女に生まれたがゆえの醍醐味に他なりません。 
これ、あんまり一般的じゃないかなと思ってan・anでは言えなかったのですが、やっぱりちょっと言いたかったのでこの場を借りて書かせていただきました(笑)。

August 18, 2008

冷や汁を待ちながら

Hiyajiru









昨日涼しかったのでやれやれと思っていたら、また暑くなっちゃったので今日のお昼は「冷や汁」(写真)にしました。

宮崎県の郷土料理で、作り方は至ってカンタン。
昆布とカツオ節でとったダシに、魚のほぐし身と崩した豆腐、焼き味噌を入れてひと煮立ちさせ、輪切りのキュウリと千切りのミョウガと大葉を入れて氷で冷やす。 これをやっぱり炊いて冷やした麦飯にぶっかけて食べるのです。


原稿の合間に息抜きと称し、ちょくちょく人に会っているのですが、最近ヒットした言葉はある不思議なお方が洩らした一言。


「人間は傷つきません。 ただ経験するだけです」


深ーい。 これ、シェークスピアの言った「経験とは解釈である」というのともちょっと違って、嫌なことの中にプラスの面を見出す、いわゆる少女パレアナの「良かった探し」でもなく、本当に、世の中にはいいも悪いもなく「経験」しかないって意味。 「傷ついたー(泣)」ってなるのはそこに余計な意味をつけちゃうから、だそうだ。


作家やってると何でもネタなのである程度はわかってたものの、ここまでキッパリ言い切られるとかえって胸のすくものがあります。 「傷ついた」ってのは本人の主観で、本当はただそこにはシンプルな「経験」があるだけなのだと。 そうやって旅人みたいに毎日を過ごせたら、人生、考えているよりもずっと楽なものになるのでせうね。


・・・・・・そろそろ冷や汁が冷えてきたので、お昼食べて仕事再開です。


August 16, 2008

残念な猫

Happycat_447865200





実家の猫(三歳・♀)が、庭でセミを追いかけていて足を骨折したという知らせが入る。
三年前、父の病のリハビリと称し、私がネットの「里親募集コーナー」で見つけて実家に送り込んだ猫である。
譲り受けた時は1キロちょっとだったのが、今では5.6キロあるそうだ。
母に詳細を訊ねたら、庭からギャーッと声がしたのでなんだろうと出てみたら、猫が金網に片足を挟まれ、宙吊りになっていたのだという。
あまりのことに声も出ず。 狙ったってなかなかできないよね。
で、月曜日に手術となり、費用が10万円もかかるというので見舞金を送るハメになりました。
譲り受けた時は天使みたいだったのに、いつのまにこんな残念な猫になってしまったのでしょうか。
全国の犬猫を飼っている皆さん、夏のセミ爆弾にはくれぐれも注意しましょうね(泣)。


上はその残念な猫が天使だった頃の写真です。

August 13, 2008

処方箋

小説に行き詰まった時、たいてい水木しげるとか諸星大二郎とかを読んで心を癒すのですが、たまには他の意見も聞こうと思い、久しぶりに弟とランチ。


私「ねえ、何かいい本ない」

すると弟、


「オレだったらゲーテかジョジョだな」

・・・・・・・・・。

どうやら、弟の中ではファウストとオラオラが等価になってるらしい。


ちなみに弟のお勧めレシピは、まずエッカーマン著「ゲーテとの対話」を読み、うーんとなったところですかさずジョジョ第7部「SBR」を読む、だそうです。


August 12, 2008

誕生日。

Himawari2008









家で普通に仕事してたら、お祝いメールいっぱいもらってびっくりしました。
皆様、どうもありがとう。 佐伯はほんとに幸せ者です。


もともとアニバーサリーの類には疎い方なのですが、今年はそれに締め切りも重なり、すっかり忘れていた次第。 そうでなくても毎日、家にこもって仕事してるので、たまにこうやってメールをいただくと「私って友達こんなにいたんだ・・・」と驚きます。
いえほんと、一日中誰とも口きかないで原稿やってると、私友達いないのかも、なんて寂しく思うときがあったりします。
でもここで甘えると駄目で、寂しいときほど孤独に自分を放り込む癖がついてたりして。 変態。


で、私今日でめでたく(?)41になったわけですが、正直な話、今って今までであらゆる意味で一番いいみたいです。
漢方治療のおかげで長年の貧血も治り、レーシックで視力も1.5になり、身も心も絶好調。 写真見ても、5年前より今の方が調子よさげなことに気付いてガク然。 皆様、年って本当に気の持ちようっす。 すっかり気分が良くなってしまい、よーし今晩はステーキだあ、と高い肉買ってきて焼いて食べたら、ふだん食べつけないせいか、イッキに胸焼けしてしまいました。 気持ち悪い・・・(泣)。

August 10, 2008

理解

Asagao








「理解とは誤解の総体である」と村上春樹が言っていた。

それでコミュニケーションが円滑にいけばいいけど、それゆえにこじれてる時は何かしなけりゃ、とも思う。

でも、それが実は一番ムツカシイ。

誤解を解こうと踏み出して初めて、自分が相手のことなんてなんにも理解してなかったことに気づくんだよね。


August 07, 2008

ストリートビュー

グーグルからまた楽しいものが。


http://maps.google.co.jp/


自宅周辺とかいろいろ見ましたが、これってやっぱり「グーグル探検隊」みたいな人達が手作業で撮ったのを映画みたく編集してるんだろーか?

August 05, 2008

師匠

Hisyo









暑くてたまらなかったので、グーの後を追って一緒に床に寝そべってみました。


涼しい!


すごいよ、グー。 クーラーがいりません。 夏は猫についていけって本当のことだったんですね。
まさに「蒸しては猫に従え」です。


ちなみにグーはクーラーが嫌い。
私が仕事部屋でかけるとすぐに玄関の方へ逃げていきます。

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