西新井大師の指輪

情報通の友人に誘われ、噂の「西新井大師の指輪」を買いに行ってまいりました。
なんでもこれ、もともとは厄除けの指輪として細々と売られていたのが、いつしか「この指輪を身につけていると一年以内に彼氏ができたり結婚できたりする」という噂が口コミで広がり、今や世の悩める婦女子の間で大評判なんだとか。
まあ、恋愛以外にも仕事運やら厄除けやら、オールマイティに効くというので、地下鉄と私鉄を乗り継いではるばる行ってまいりました(遠かった・・・)。
場所は西新井大師の境内。
もろ縁日の屋台といったお店に、修験者っぽいおじいちゃんがひとりでポツンと座ってます。
私たち三人が店の前に立つと、「ああ、指輪ね」とおじいちゃん。 ひとりずつ目の前の水晶玉に手を置かせ、
「ああ、あんたは大丈夫。 運気が上がってきてるから。 積極的にやんなさい」
三人が三人とも、同じこと言われました(笑)。
もうちょっとなんていうか、バリエーション持たせようよ、おじいちゃん。
で、おじいちゃん自らの手でめいめい指輪をはめてもらったんですが、ちょっと不思議だったのが、水晶玉に手を置いた途端、ピリッとした感じが走ったこと。
静電気じゃありません。 この直後、大雨降りましたから。
あとは三人が三人とも、一発でピッタリのサイズの指輪をはめられたこと。
女の手を見ただけで指輪のサイズがわかるなんて、さては遊び人の過去でもあるのか(笑)。
ちなみにこの時、私たちがおじいちゃんに聞かれたのは干支のみ。
「未年ね、じゃあはい、これお守り。 あとそこの紙に住所書いといてね、名前は別に書かなくていいから」。
(???)
お値段は指輪とお守りで3000円。 お守りを開けてみたら、出てきたのは「大日如来」と書かれた護符。
しばし、絶句。
なぜなら私、24時間前に母から以下の意味不明メールを受け取っていたからです。
「未年の人の守り本尊は大日如来だそうです」
私、西新井大師に行くなんて一言も言ってません。
母よ、指輪よりおじいちゃんより、私はあなたが一番怖い。





